弾丸台湾孤高の旅 その1

弾丸で台湾に来ている。1人では初の海外だ。パスポートを取ってる間にカッコ良リュックを買い、あらゆる台湾旅行エッセイを寄せ集め読み行きたい場所を見繕い、安いホテルからリッチホテルを見倒してベストを探した。いつもはテキトーだけどやはり初の海外は畏怖もあり、もちろんワクワクもあり、そしてまた失敗もしたくなかった。コロナもほぼほぼ影を潜めた今、どんどんいろいろな国を見ていきたいのに初手でつまずきたくなかった。

そして今回は沖縄旅行の時と違って1人きりで旅を完遂する目標があった。いわば孤高の旅、大人の力で我儘にカッコよく旅すること。人と居ることに胡座かかず、自分の力で（人に聞くのはよし）やり遂げること。私は意思表示のように彼氏から貰った指輪を左手に、結婚指輪として付けた。

そんなこと言っといてたどり着いた羽田空港では、私間違ってないよねと不安で一生キョロキョロしてた。あれだけ書類から何から念には念をとプリントまでしたりHISに問い合わせたりしたのに今一自信がない。

頼りなき弱き自分...ドライな空港の人々...

なんだかんだで台湾到着。

Wi-Fiはホテルで貸してもらえるからと、事前に駅名や台湾メトロの乗り方を口コミ見たりで覚え、宿までノーWi-Fiでたどりついた。（台湾メトロ（MRT）はおもちゃみたいなメダルを買って乗る！ICカード買ってもよし）

そして英語力0.2で受付を済ませ、無事Wi-Fiも借り、なんとか私の城にたどり着いた。

でっかい美しベット！書斎のような机周り！孤立シャワーに大きなバスタブ！お迎えのフルーツ盛り合わせ！そう、私はめちゃくちゃ良きホテルに4泊するのです。

ふわふわスイングする椅子に座っていたらようやく1人で第一関門を突破した自覚が湧いてきた。私............ひとりでできるもん！！！！

さげさげ

はっきり言って絶対的に文章を書いている場合ではないのだけど、今日の夢なんか嫌な感じにすごくて書き残したくなった。

私の掌の親指付け根のところが魚のエラみたいになっていて裂けている。その裂け目から蟹のハサミが飛び出ていて、すごく痛いと思いながら手から蟹まるごと引き抜く夢だ。なにこれ。ほんとに生々しい気持ちが消えなくて起きてからしばらく仕事にかかれなかった。なんか意味ある？怖いやめて。最近見た「MEN同じ顔の男たち」の影響もありそう。この映画はさすがA24というか、今まで見た中でも一二を争う気持ち悪い描写がある。決して好きな映画ではなかったけど、悪夢そのもの、トラウマレベルな描写だ。マジで監督イカれてると思う（褒めてる）

昔から自分の夢が怖すぎる。夜中目が覚めて、夢の延長のまま恐ろしすぎて体が動かないことがよくあった。金縛りともまた違うと思う。感情に飲み込まれないようにしなきゃいけないと本気で思う。

前回ぽかぽかとか言いやがってるけど最近不調だから普通に元気な自分の文章がオイいいな、いいけどちょっと黙れとムカつく。最近食べ過ぎ飲み過ぎだ。仕事もやること多すぎてパンクぎみ。うまくいかない！仕事します。

ポカポカ期

自分のことをジメジメした根暗人間と卑下するわけでなく事実として認識していたのに、ここ最近へんに余裕があり、なんとこころがポカポカしている。猫のおかげか、大好きな人たちのおかげか、仕事のよいのんびり具合か、後厄が終わったからか、まあ全てだろうけど。その心の余裕に伴い、またまた良いことばかり起こる。好循環…という言葉を日常で初めて使った気がする。生まれてから昨年までずっとジメジメしていた気がするレベルなのでより今が輝いている。

パ○ンコも昨年はあるタイミングから人に言うのも恥ずかしい程行く度に大層な額を負けたのに、今年に入り1月中何回かの始動でそれはもう毎回圧倒的めちゃくちゃな勝利を重ね、ほぼ取り返してしまった。

人のヒキ、なんて信じてなかったけど、明らか過ぎるほどにある。こころポカポカウーマンに負けなどは無いのだ。私のポカポカ電磁波が台の基盤をゆるがすのだ。（パチンカスは独自の変な信仰を持つことが多い）

歯医者でも、痛い親知らずを抜きにいったら、その隣の歯も虫歯かも言われて毎晩治療迄恐れ慄いてたのに結局やつは虫歯じゃなかった！今日から行かなくていい！晴れて自由の身である！！

買う化粧品や服も試さず買ったのにほぼ毎回当たる。買い物の目さえ今は鋭い。去年はこれも大失敗ばかりだったから。

いいことばかりだ。ねえいつまで続く？と怖がる自分もいる。心の温もりがまた湿りすぎてジメジメと化すことを憂う。

でも待て、その後にはまたこのムーブが現れるのであれば。ジメジメ期を弾みにして、いやジメジメ期があるからこその輝くポカポカ期なのであれば。じゃあ大丈夫だね、そう思えるほどに良い心具合なのだった。

年末ご褒美ドーミーイン、無念の失敗~主にパチンコのせいで~

今年は悪い遊び（パチンコ）を覚えてから1人お泊まりも少し行きそびれていた。それはなぜなら負けているからだ。何を隠そう負けているからであって、それは勝っていないということだ。

人生に負けている気がしてしまい、このままで終われるわけがなく、少しでも返してくれと辞められない。ちょこちょこちっさい飴玉はくれる訳で、もっとくれもっとくれとなるわけで....元々中毒の素質があるのは酒などで実証済みだったけど、こんなタイミングからパチンカスにまで成長するとは思ってもいなかった。どっかで面白がっている自分が1番怖いし愚かの極みだ。ほんとに、大事に稼いだ金をこのような形でガンガン失うのは......心に来るものがある。

そんな自分を労うべく、ドーミーイン温泉ひとり宿を決行した。一応仕事もよく頑張ったから年末のご褒美だ。

神奈川県民割を使ったがなかなかの年末料金で、3,000円クーポンをちゃんと駆使しようとまず半分使ってその土地ラーメンを食べた。無駄がないなお得だなと気分は上々。

丁度最近「1日外出録ハンチョウ」をやっと読み出した。カイジのハンチョウが時々1日券を使って地下から出て、限られた時間の中地上のご飯や休息や遊びを毎度毎度気合を入れて最高の形で楽しむんだけど、これがとても愉快で素晴らしくてハマっている。ハンチョウ！ハンチョウ！私も今日それをやるんだとウキウキして、幸先もいいしよし絶対に5000円でやめるんだ後があるからね！と意気込んで....例の場所に行ってしまった。

年末にいい思いをさせてくれたっていいのに、私はまたも4万負けた。リゼロの先バレぽきゅんを4回も鳴らしたのに初の全部外れで悔しさになんのその！と奮起してしまってこの結果だ。。。

なかなかの時間が過ぎていた。トボトボ帰り、まあ私にはまだ温泉があると準備して向かった先は時間的にも丁度激混みだった。こども、こども、おばさまおねえさまがキュウキュウの中、私はこの感じが1番苦手、根暗のココロと温泉のキモさで胸がいっぱいになり、烏の行水が加速も加速、5分で出た。

アイスを貰ってからまたトボトボと部屋に向かい、あ！ちょうど夜鳴きそばの時間だと階に降りたらまた激混みで、いいんだつまみや酒は買ったし朝ごはんもあるからねと諦めて、部屋についてアイスの袋を破いたらポトリと中身を落とした。

私はハンチョウにはなれないのだ。

冗談ではなく涙が出そうになった。

でも今文章書いてたら落ち着いてきた、まだ私には時間がある。

明日は早く起きれたら起き人のいないお風呂に入り、ピルクルをぐびっとやる。そして美味しいイクラやエビフライの朝食をもりもり食べる。少し気分よく二度寝してから、クーポンの残り半分でお弁当でも買ってホカホカ気分で帰宅である。これで整うはずである。

やるのである。NEXT！

ぱちぱち

何もかもに飽きた飽きたが募り、何か新しいことをと思っていた矢先にひょんなことがきっかけでまさかのパチンコにハマってしまった。身内にそちら関係で問題があったのもあり、店内を通ってみただけでも「うっわー何が楽しいの、暇人なの？愚か、底辺ですね」とただの悪口偏見を心の中で手当たり次第唱える程に毛嫌いしていたのにだ。

最初は思った通り、だってレバーを捻るだけでなんの工夫もないただ画面を見ているだけの時間に嫌悪を抱き、そして必死に稼いだお金がただただ湯水のごとく減っていくことにかなりイライラした。私はいつも何かやるときに、自分で工夫したり上手くなったりして成果が得られるのが好きなんだなと思った。とそう思っていたんだけど、そうじゃない世界があるってことに多分まず衝撃だった。自分の「引き」それだけに期待し、神に願うように過ぎる変な時間。それがだんだん面白くなってきた。何かをしていないと無意味な時間に罪悪感を抱いていた自分だけど、座ってレバーを回しているとなれば一応なんかはしている。ちょっと新しい領域だった。

新しいことはなんでも面白い。自分が毛嫌いしていたものを受け入れられたこともなんだか嬉しい。そしてもちろん、耐え忍んで当たった時の喜びは新鮮だった。もちろん何の成果も得られずの時間もありの、そしてある時にすごく勝つ。闇取引のように店内で玉を金を閉じ込めた景品にまず交換してもらい、店の外に出て交換所で現金化する。（三店方式）なんかいけないことをしているようだ。この闇取引？もワクワクする。

隣の台が当たっているなど気にしないものだと、自分は自分の台に向き合うものかと思っていたが、だんだん周りとの戦いのようになっていることに気づき、実はヒリヒリとしている現場なのも知らなかった。私が当たると周りが気にし始める。そうされてくると私も周りが気になってくる。その部分は苦手で、誰も座っていないところを狙うようになってきた。最初に言った通り、私は誰かと戦いに行ってる訳じゃないのだ…

そうパチンコにはいろんな人がいて、周りを気にせず、というか当たったぞ！とすごい音量に爆上げして周りを威嚇する人物や、台をこれでもかと殴ったり御呪いのように画面を隅々までなでまわす人、レバーに一円玉を挟む人（禁止事項）など、やはりヤバめの人も多い。私は絶対にそうはなりたくないので、清く正しく？パチンコをしていこうと心に刻む。そうして減っていく貯金、何も得られていないこの時間、なんだか新しい。少しだけ飽きてきたとは思うけど、もうしばらくやると思う。そして競馬とかに移行するのかな。。身を滅ぼさない程度に、酒とギャンブルをやっていくのだろうと思います。

プチひとり旅in横須賀

金曜日。日々のマンネリと、そのマンネリにこれでもかと耐性がついていくことが急に（もはや恒例に）怖くなり、ガバッと立ち上がり勢いで横須賀のホテルを取った。横須賀は初めてだし延長された神奈川県民割でお得だし、しばらく仕事漬けだったのでご褒美も兼ねてだ。

猛暑と慣れない乗り継ぎ等で思ったよりヘトヘトになって到着。ベイビューがあるからと選んだホテルの部屋はこじんまりしていて少し古めだがまあ申し分ない。16階から横須賀の港景色をウットリ眺めた。加工もしてないのにオシャレな色味だ。海と空があればなんかエヘヘという気分になるから、プチ旅はなるべく海のある場所を探す。今年はちょっとしたサウナのような気候だけど、このような景色にはぴったりな気がした。苦手な夏のこと少し好きになりそうだ。もう少し好きになろうと部屋からすぐ出て、アメリカンな通りに行き、県民割のクーポン2000円を使えるメキシコ料理の店に行きビールと牛肉のファフィータを頼んだ。

とてもワクワクしていたが、後から横に座って来たおばさんが一言「ここは私は1人では来れないわ」とおばさん2に言った。おい聞こえてますけど。ちゃっと萎えたと言いたいところだが、私としたことがここでめいいっぱい萎えてしまった。その弱弱の自分にまた萎えたし。素知らぬ顔を頑張ってやりながら、あんまり味も分からずかきこんでしまった。

テイクアウトにすればよかったかなあ、私も声のボリュームには気をつけようなとかいろいろ考えながら歩いてたら爬虫類のペットショップがあった。

まずカメレオンが大量に居た。そのなんの考えも読み取れないオモチャみたいな目をクルクルさせ、特殊グローブみたいな枝分かれした手で木をグイグイ登っていく。

横のケージではオレンジ色のほぼ恐竜のイグアナが木に沿って寝ている。斜め横にはまたずらっとケージが並び、木におんなじポーズで鳥栖巻いてバッテンのような目で寝ているヘビ、ミニヘビ、デカヘビ。1匹だけは鋭い眼光でこちらを睨んでいた。

どの爬虫類も本物をあまりじっくり見たことなくてかなり面白かったんだけど、興奮してぐんぐん歩いていったら餌なのだろう大量のGが虫籠に入っているのを見てあやうく叫び上げるところだった、というか割と叫んでしまった。恥ずかしくなり回れ右して店を後にした。

もうお腹はいっぱいだったけど個人店の焼き鳥屋さんを見つけたから少しだけ買って、コンビニで控えめに500缶を2本買い、小分けに切られたスイカを買った。目の前のがっしりした海兵さんがグミを買っていて和んだ。

明日は海を見にいく。

自分を褒める

あれ？思ったより十分頑張ってたんだな...と2年前くらい過去の自分をTwitterで遡り思った。

それに比べ、現在の自分を褒めるのは難しい。現在の自分だって十分に頑張っているはずなのに。なんなら過去の自分に嫉妬さえしてしまっている。一から十まで欲張りで恥ずかしいね、とか、また見下している。

Twitterを再開したい気持ちも少しだけ湧いたけど、わかりやすく反応があり創作が捗るという良い面の真逆の面、わかりやすく反応があるからこそ毎日イイネ数や反応で浮き沈みし情緒がぐちゃぐちゃだった自分を思い出し、無理無理無理と辞めた。もう見るだけでいいや。

意識的に現在の自分を褒めるとすれば、あれから煮詰まりすぎて、創作は辞めて仕事に生きているけど、いやあ、とてもよくやっている。なんならすごいんじゃないか。上を見たらキリがないけど、自分の性格や悪癖等も考えれば上出来なのでは。決してサボったり蔑ろにはしてこなかったぞ。

少し大人にはなってしまって、当事者としては大嫌いだった青臭さやアホさは少し薄まった。残念でもあるし、でもまだその事実が嬉しいレベルだ。片足は全然突っ込んでいる自覚ありだから。少し中途半端な今こそがいろいろちょうど良いのかもしれないね...でももう創作はしないかもしれないね。それでも私は私が素敵だと思うよ

自分を褒める、普段なかなか出来ないから、今日は少し心に余裕があって良かった。自分に褒めて貰えて良かった〜。よかった。