測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

台湾弾丸孤高の旅 その6 最終

ラスト日。計8万歩以上歩いた旅なのに目覚ましもかけずしっかり朝6時過ぎに目が覚める。その代わり普段と違い夢も見ずに爆睡しているのでめちゃくちゃ健康的なのかもしれない。

朝ごはんはモーニングビュッフェのお粥の上にちゃかちゃかおかずを勝手に乗っけてわたくし特製粥を作り食べた。Wi-Fiをホテルに返しデポジットで預けてた2000元(9000円いかないくらい)をゲット、ホテル近くのスーパーに行き、お目当ての牛肉麺の袋麺やお茶など安くゲット。

 

そしてホテルに戻り、完全にこときれボケーっとしてた。チェックアウトが12:00で助かった。ここのホテルは何から何までマジで完璧じゃん...。まだ早いけどもうこのまま空港行くかな、十分に楽しんだしな。そう思いながらも私はまたまた昨日のことを引きずっていたんだと思うが、なんかそこからの跳ね返りが私ちょっとすごいかも。ビビって乗れてなかったタクシーに乗って(これで台湾の交通機関制覇!5キロほどで500円くらい、安い!)またテキトーな英語や携帯を見せて意思疎通し、最後の力を振り絞り「小上梅」というお店へ小籠包を食べに行った。

 

これがまた...湯気の経ったせいろが置かれた途端に大量で食べきれない!と思ったのに、薄い皮がタユンタユンに熱々の肉汁を包み込んでいて、肉だねの味も薄すぎず強すぎず、非常に上品なお味の大成功小籠包だったのだった。。

まずは熱々なので火傷に注意しながらスープをいただき、そのまま丸ごとパクリ。次は千切り生姜をのせ、次はたれで、次は辛いやつ乗せて。あっという間に食べた。台湾最後に相応しい最高の食事だった。そして...店の人も優しかった!!ありがとう、ありがとう。

私は一気に元気になり、この時思った。ちょっと腰が重くても、小さくてもいいから新しい経験を自分の力でこなすってやっぱり満足と自信につながる。そして美味いご飯うまい経験にはやはり提供してくれる人重要。でもそれって賭けで、失敗ももちろんある。だからそれに対して自分が落ち込むことなんてない。私は私らしく、なんせ日々は賭けなんだから。賭けに失敗しても私のせいではない。

 

台湾、楽しかったー。

ひとり旅、結果的に大成功なのだった。

いろんな意味で、ひとまわり大きくなったと思う。(ダイエットします)

旅中メトロの地下でいたるところに全体的に真っ黄色のクレーンゲームのブースがあった。横目で見てていやいや大人なのでとやらなかったが、最後に余った小銭何枚か使って小さな犬くんをゲット。私はこいつと一緒に今から日本に帰る。