測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

鵠沼海岸ー鎌倉旅

最近つくづく運が向かない2人組で、夏の海に元気を貰いにいこうと前々から計画をしていたその日がめでたく実現した。梅雨間近の不安定な空をめいいっぱい晴れさせたのだから、もしかしたら私たちの運はこれから上向きに行くのかもしれない。

少し陽が落ちたくらいから彼女と落ち合い海沿いを散歩し、キラキラ輝く海の恩恵をよくよく体に蓄える。海が好きだ。入るのは嫌いだけど。どんな悩みもちっぽけに感じさせてくれるような圧倒的な大きさ美しさ、静かに寄っては戻る波が心を掃除してくれるようで、毎回しっかり魅了されてしまう。廃れることのない感動だ。

落ち込んだ時に何度だって訪れたい、鵠沼海岸は私のお気に入りのスポットで、そこに好きな友達を連れてこれて嬉しかった。本番の夏に向けて、大工さんたちが海の家を所構わず大量に建設を進めていて少し騒がしくはあったが。

居酒屋へ移動し焼き鳥とホッピーをやり、二次会用にお酒とおにぎりとミニカップ麺という炭水化物オンパレードを携え、そうして素敵ホテルに向かった。これこそが幸せだと誰かが私の耳に呟く。好きな友達と同じ場所へ帰るっていいな。

 

次の日は鎌倉で天ぷらそばを食べた後、八幡宮へちょっとよろしく頼みますと拝みに行った。おみくじを引いてみると、2人とも凶。ここにきて凶である。苦笑いして柱にくくりつけ、束の間の休息はこれにて終わりだ。