測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

弾丸台湾孤高の旅 その2

着いたその日は宿周りを徘徊した。そんなに離れてもない国だし、海外感が少ないのかなとも思っていたけど、建物の年季の入り具合がノスタルジックでカッコよく異国感は抜群だ。近年日本の建物はどんどん外観がシンプルになってよく言えば洗練されているが、台湾の昔ながらの建物には生を感じる。街を歩くだけでワクワクした。でもすき家ダイソーサイゼリヤコンビニCoCo壱と、日本にあるものはほぼなんでもある。

 

道路は車線が多く、スクーターや黄色のタクシーが勢いよく走る。たまに轢かれそうになりながら近場の夜市に行き、悩みながらも優しそうなおばさんの店で初の現地台湾メシ、牛肉麺を食べた。八角の香り、牛肉は柔らかく出汁も非常に美味しくペロリと食べた。

コンビニで台湾ビールを買って宿に帰り冷蔵庫に入れ、ハッピーアワーのお酒をラウンジでいただく。ミニローストビーフを添えて。老舗の喫茶店のような落ち着く雰囲気で良き薄暗さ、静かな音楽が流れている。机ひとつひとつに丁寧な生花が飾ってあり、ここにずっと居たいと思わせる優しい重厚感がある。

赤ワインを飲んでいると、ちらほら女性がやってきてひとりで飲み始める。今回は声を掛けなかった。私たちは孤高の旅をやりに来たのだから。(相手は分からんだろ)少し安心もしたし、2杯目もしっかり呑んでからお風呂入って割とすぐ寝た。残り3日間。