測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

弾丸台湾孤高の旅 その3

台湾2日目、1時間の時差はほぼ誤差のようなもので、でも多く寝れたってことだから得した気分だ。気持ちよく目覚めた。ホテルのビュッフェをいただき(これまた美味しかった、でもご飯がなかったご飯食べたい)ということで友達がオススメしてくれたルーローハンを食べに1時間半ほど歩くことにした。この旅は大いに太る気配がしているので出来る限り歩くのだ。途中スタバに入り残りの日のスケジュールを練る。そして歩く歩く。

 

人気店「天天利美食坊」は店の前で店員さんに紙をもらって食べたいものにチェック、日本語訳ももらったけど私はすでにネットでチェック場所を把握済みなんだな。シートを渡してお金を払い、行列で待つ。割とすぐ席に案内され、一緒に頼んだレタス炒めと卵のっけルーローハンに舌鼓だ。人気なだけあってとても食べやすく安いのにびっくりなうまさだった。欲を言うならもう少しお肉乗っけてほしいけど、デブすぎる発言は控えなきゃな。。また絶対食べに行きたいそんな味だった。

そして食べたらまた歩く歩く。西門町辺りを歩き回った。賑やで店がいっぱい、若者が多く大道芸人を取り囲んでいたり。原宿みたいだなと思ったらネットにも台湾の原宿とあった。

 

歩き疲れあんまり気分が乗らなくて近くの小さなコーヒー屋さんに入る。甘いものをとフラペチーノを頼んだら、そういえば今日少し寒かったのだった、ちょっと飲みきれなかった。友達にLINE返したり家族LINEに報告したりして過ごして、店員のお兄さんに「お腹いっぱいで飲みきれなかったごめんね」と中国語の翻訳で見せると、満面の笑みでOKと言い、出るときにバイバイ!と手を振ってくれた。バイバイを返すと、冷たかったはずのお腹が少し温かくなる。

 

そのあとはまたたくさん歩き中山のファッションビルで流行を見て、2万歩に達した時疲れた脳が足とタッグを組み、近くのマッサージ店に飛び込ませた。何軒も見ててちょっと行きたかったのだ。マッサージ自体が私初めて。今回は足だけにした。日本語流暢なニコニコおばあちゃんに案内されて、少しビビってたけどあったかいお湯に足をひたしてくれ、おばちゃんが来て熱心に足を揉んでくれた。疲れも取れ、たくさん気を遣って楽しませてくれるかわいいおばあちゃんの優しさに癒され、心までほぐれ、40分で2000円ちょっとだ。

お土産屋さんでガラスの台湾のタイル柄文鎮を買い、店員のお姉さんがたくさん話しかけてくれて、またニコニコバイバイをしてくれた。心が近くなるようなのに、離れていくバイバイ。そしてその一つ一つの台湾人とのやりとり、電車で熱心に道を教えてくれたおばさんなどを思い出しながら、ちゃっかりホテルのハッピーアワーを過ごした。

 

まだ2日目なのにすごい情報量だな...と思うけどそのあと気合いで少し離れた夜市にも行った。お祭りのように賑やかな台湾1の夜市、士林夜市。屋台もたくさん、地下にご飯屋さんがある。私はそこで目的のジーローハン(鶏肉飯)を食べた。周りはワイワイ家族や恋人ばかりで、少し酔っていて良かったと思うほどここ1番孤独感が強い食事だったが、なんとこれがめちゃくちゃに旨く、孤独と旨さがグルグル脳内麻薬のようになってバグった、これが本当の孤独のグルメじゃん!やってみてよ五郎!そして私まだ食べれる、そしてもう少しアルコール必要!とワンタン麺と台湾ビールを頼み、これまたちょっと待って......旨い。ワンタン5つも入ってて終わった食べれんと思うのに食べれる。旨いんだもん。汁まで半分飲んだ。はち切れそうになりながら、店員のおっちゃんにベリーグットでした!と言ったら、はにかんだ笑み。苺飴まで買って食べ歩いてホテルまで帰った。この日3万歩達成、お風呂に入ると倒れるように寝た。