測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

GW半ば

親友が帰ってしまった...帰ってしまった。

 

小学中学高校とずっと一緒にいた彼女は、まるでスポンジみたいな女の子だ。わあ、これって頭軽いみたいな雰囲気あるけどそうじゃなく笑 スポンジボブ好きでよく落書きしていたイメージと、あとは私の言葉をぐんぐん吸ってくれることだなあ。それでいて、ずっしり重くなったりせず、ちゃんとスポンジのままというか、私の言葉を空中でふわふわ遊泳させてくれるというか、彼女は彼女のままで、私は安心して思ったこと感じたことを話すことができる。聞き上手なんだなあ。

要は、人なんてそれぞれが自分でいっぱいいっぱいだ。そんなのは当たり前じゃないのかしらと思う、無理して私を受け止めて全身で感じてほしいんじゃない。自分を見つめ直す余白が欲しかったり、そしてちょこっと、共感して欲しかったり、その具合、バランスが大変ぴったりな人なのだ。私は彼女のそれになれているかという自信はない、でも、それだけ私はリラックスして、幸せになれるので、余計に彼女が好きになり、彼女の幸せを願うし、彼女の話を聞きたいと思う。人間鏡だというけれど、こういうことなのかなあと思う。

少し心がすれてしまっていると、優しさをどこかに落としてきてしまっている場合が多い。それを拾ってくれる人がいて初めて、私、なんだか怖い暗い人間だったなとハッとする。省みて、また優しさを取り戻す。不安定だしずるいし素晴らしい人間とはいえない、でも、優しくいるよう努力することはできるから。思い出すことだって、誰かを思いやることだってできるから。捨てたもんじゃない、ゆっくりやってこう思う。

帰ってしまった友人が、帰った先で、無理せず、彼女らしく、生活できますように。また彼女と、美味しいお酒をたっくさん飲めますように、と、少し元気になった心で、健康的に願う。

 

yoyopparai.exblog.jp