怒涛の平日を乗り越えた。とっくに帰れる時間、終えても終えても新しい案件がやってきて、疲れた頭をなんども鞭打って使い立ち向かう。深夜近く電車に走って乗り込み、酔っ払いの異臭で溢れた車内、ぎゅうぎゅうと人に押されながら足を踏ん張って立ち向かう。
そして帰り道、あれれ、私は何をこんなに立ち向かってるのかなと、呆然とする。
デザイン業界に入ろうと思って生きてこなかったけど、いまようやく1年経って、割と結果がでてきている。案やデザインが採用されるようになった。やりがいがないとは決して思わないし、もっと頑張ってみたい。それでも、それでも、あまりに余裕がない。
この先に何がある？対処法は？今迄やってきたこと、全部無駄じゃなかった。きっと今も意味があるはず。自分に言い聞かす日々だ。
