測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

良い映画あります

何週間か前、「ダラス・バイヤーズクラブ」を見たんだけど、久々の大ヒットでした。私は要約が異常なほど苦手なので(とにかく省けない、全部大事じゃんと思う。ある国語のテストのとき、狭い回答欄の前でずっと固まっていて、その狭さを嘆いていたら、他の回答欄を埋めていない状態で提出することになりすさまじい点数をいただいたことがある。私はなにぶん勉強をしない子だったので、国語が唯一の点数稼げる教科だったので、泣いた)まあどこかのサイトにしっかり書いてあると思うので感想しか書かないが、とにかく引き込まれてしまい、途中何度も映画を止め涙腺崩壊をせき止めなきゃいけなかった。

無類の女好きでエイズ発症し、余命30日と宣告された主人公ロンと、同じくエイズにかかり薬物依存症で同性愛者のレイヨン、この2人の関係の変化が本当にたまらなく良くて。しかもこれ実話を元にしているらしい。私は特にレイヨンにぐっときてしまった。良い演技をするんだー。。おねえ系(と尊敬しつつ軽々しく呼ぶが)ってなんであんなにいいんだろう。男性の器に女性の心をもつのだから、それだけに自己否定や周りからの差別、いろいろなハードルを超えなくてはいけないだろうし、それを超えた、もしくは共存・許容するからこその何か特別な魅力があると思うのだ。まあ悪魔で想像でしかないけど。カラッとしていて強くてかっこよくて、美しく繊細。レイヨン、熱いぜ。f:id:amarino:20150716145901j:plain