測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

竹富島へ

石垣島に来るのは3度目だが、必ず行くのが竹富島である。石垣からフェリーで気軽に10分ほどで行けて、THE異空間沖縄!という感じが大好き。街並みは赤瓦の民家で統一され、石垣で囲まれていてハイビスカスなどの花々が咲き、道には白い砂がひかれている。そんな素晴らしい街並みは重要伝統的建造物群保存地区として選定されていて(ウィキ様より)、お昼は水牛車が行く観光地!という感じである。でも一泊することで島の良さがさらに分かることだろう。島は時間の流れが異質で、それが病み付きになります。

やっぱり天気が悪いのが残念だったが、なごみの塔の前にある「ハーヤナゴミカフェ」まで行き、ビールを飲みながら絵を描いた。店の中は白基調で地面にはサンゴが敷き詰められ、赤色の柱や椅子が映えてとてもお洒落。以前仲良くなった人が働いていたのだが東京に戻ってしまったようだ。2年前にカフェにプレゼントしたイラストがまだ残っていて嬉しかった。

雨であまり出歩けないので、お店を渡り歩いて「しだめー館」でフーチャンプル定食をいただいた。とても美味しかったけど、食べながら襲ってきたのはそこはかとない寂しさだった。昨日まで一緒にいた人たちがみんないなくて、まあ睡眠時間も3時間ほどだったのもあり少し心体ともにぐったりしてしまった。少し定食を残してとぼとぼ宿に向かった。

シャワーを浴びて髪を乾かしすぐ布団に入って、石垣ファミリーとグループライン。それが面白くてクスクス笑い、ちょっと気持ちが落ち着いてきた。

外に出ると辺りはもう暗くなっていて、暗がりの談話スペースに男性がいっぱい座っていることに気づいた。正直ビビったし引き帰してもう寝ちゃおうと思ったが、一人のスタッフの人が軽い調子でみんなでご飯いっておいでよ!と誘ってくれて、逆ハーレム状態でまたまたしだめー館に行くことになったのだった。

そんなこんなで関東から来たフリーランスのお兄さん3人組と、福岡から来たイケイケ系お兄さんと、しだめー館の美味しい料理をつつきながら飲んだ。3人組は幼馴染で28歳、プランナーをしていてしっかり者のたけさんと、武蔵美出身の控えめなWEBデザイナーさくさん、日サロで働いているけど肌の白いおたくイケメンりーさん。イケイケ系のゆうさんは29歳で管理職をしていて、頭の切れる楽しい人だった。お店が閉まるというので宿に帰ってスタッフの方が泡盛を用意してくれてゆんたくがスタート。途中から広島から来たチャーミングで美人なえみりさんも参加し、女性が来たと私の中で歓喜。またまたなかなか良い素敵なメンバーと出会ったなという感じだった。その頃にはすっかり寂しさは空の彼方へ飛んでいき、竹富島の夜も楽しく愉快に過ぎたのであった。

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