測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

まだ肩の力が抜けないけど

デザイナーを辞めて一ヶ月近く経った。

正直に、辞めてよかったなあと思っている。デザイン会社が悪かったというより、デザイナーの生活スタイルが合わなかったんだと思う。

 

イラストにだけはずっと真摯に向かい合ってきた。ステップアップしながらようやく手に入れたデザイナー、イラストレーターの椅子だったけれど。生活に疲れきりこころが死んでしまっては意味がない。

 

デザインのことは本当にまだまだ半人前だけれど、イラストに関して言えば、私は「魅せる」イラストよりも、自分の気持ちを伝える「手段」としてイラストを描けるようになりたいと思っている。

 

辞めてからとりあえず描きまくっている。まだ自分のパソコン上でしか描いてなくて、親や友達に見せては褒められたりボロクソ言われたりして、自信をなくしたり取り戻したりを繰り返している。

 

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初めてひとつブログに載せたけど、これは一番人に見せた反応は良かったが、肩の力が入りすぎて少し方向と違うのでお蔵入りにするつもりだった。でもそれも寂しすぎるので。。この他の漫画なんかもっと力みがあって笑 それこそはほんとうにお蔵入りだし、LINEスタンプも、なぜか徹夜していちにちで作ったよ、いま申請中だけど。とりあえずもう少し落ち着いてくれないだろうか。。

 

うまく行き始めたらブログを新設して漫画を乗せていくので、よろしくお願いします。またお知らせしますね。

力みが早く取れますように。やる気だけは有り余るほどある。カスタマイズした高級MACくんも届いたので、まずは落ち着いて創作したいと思っている。

 

丑三つ時の弱音と強音

とうとう、と言えばいいのだろうか。ギブアップかなあと思った。精神的にも体力的にもだ。また熱を出してへんてこな咳を出して、フラフラしながら、ポリポリと腕の蕁麻疹を掻きながら、明日の仕事を控えて全然眠れない夜に思った。

「もっとやってみたい、この先が見たい」という気持ちと、「まだ帰れないのか。仕事一色か。私の人生これでいいのか」という気持ちが常に綱引き状態だった。

 

デザイナーを2年近くやってみたのだが、たくさんの大きなイラストの仕事ができたし、デザインも採用されるようにもなったし、やりがいは大きく、面白かった。先輩もすごい人たちばかりで、自分の成長する骨の音が聞こえるほどに成長させて貰ったと思う。まあデザイナーとしてはまだまだ半人前だ。

ただここ2年間、とにかく自分の時間がない、余裕がないという日々が、私に与えるストレスは、今までの中でもとんでもなく大きいものだったようだ。仕事を面白がってたのも決して嘘じゃないけど。自分の「どこか」が悲鳴をあげる、その悲鳴を無視する、次第にボロボロとヒビが入り地底深くに悲鳴もろともその「どこか」が崩れ落ちていく。その過程を見過ぎてもう、だめだ。「どこか」は私の大事な一部なのに。今はとにかく自分の時間が欲しい。「どこか」を救い上げる時間。

 

弱いと言われればそれまでだけど。でも、得たものは是が非でも、次に活かすよ。弱いようで強いんだわたしは。

気が強いんだか弱いんだか、私はいつだってこうだったもん。寝れない夜だけど、ちゃんと明日、話そう。

ヒョロ弱ハート、病に打ち勝つ

ある時を境に、ふいに人を嫌いになる時がある。キッカケのある場合もあるが、本当に特別な理由もなく、理不尽に嫌いになることがほとんどだ。

 

どんな人に対しても、その時は平等に来る。絶対的力を持ったウイルスに犯されるように、どんなに予防注射を打っても対抗できないのだ。

 

その病は、多分だけど、ほぼほぼの人間が持っているような気がしている。私もある日突然、誰かに嫌われている。私が悪い場合も、悪くない場合もある。悪いと思う場合は反省をすればいいが、とにかくここで言いたいのは、人間関係においてこの病はつきものだということ。

 

だから私は、ある人との関係が悪くなったとき、自分の病か相手の病か原因はどちらにしても、これは病だからいづれ治ると、案外冷静でいる。この病の根本は治らない気がしているが、そう考えることで無駄に落ち込んでしまったり、なんとか仲を改善しようと悪あがきして、もっと仲を悪くしたりを防ぐ。

 

そしていつのまにか、またその人を好きになる。

 

人はなかなか一定ではいられないから、心持ちだけは幾ばくか一定でいられるよう、工夫していく必要があるのでは思っている。傷つきやすければ尚更。

 

 

学び

おっぱいの看板と、マッサージの看板の間を通る。客引きの異様に背の高いおじさんの、やる気があるのかないのか分からないダミ声を聞きながら、ぼおっと熱い頭で新橋の夜風をきる。

 

自分の悪かったところ、人の悪かったところ、多いか少ないかではない、私の非をしっかり飲み込んで一歩進もうと思った。

 

「言葉」の持つ力。蔑ろにしてしまったあの瞬間をもう忘れるな。しまったと思うより前に、一度注意と慈しみを持って口の中で転がせるように。世の中に放す前に。

お風呂で映画のはなし

気になっていた「百円の恋」を見た。久しぶりにひとりで、最近ハマり出した手作り燻製をつまみながら、ライムぎゅっと絞ったジントニックを飲みながら。

 

私はひとつひとつあらすじを書き、感想や深い読みを披露するというマメさや才能がない。いつも月並みなことしか言えないけど、でも良いもののおかげで心の温度が上がり、創作意欲が刺激され幸せだった。

 

ただただ安藤さくらさんよかった、彼女は女優として美女枠ではないのかもしれないが、だからこそ無駄がないというか本物というか、ストーリーや彼女の演技が率直に心に響いてくる。ボクシングに集中する彼女を見ていると気付いたらボロボロ泣いていた。
新井浩文さんも相変わらず目つきやばくて、今回の役は荒々しくてちょっとカッコよく、でもほんとは弱そう、なんだか非常に生っぽい2人なのだ。

世界がほどよく汚いのもいい、もうキラキラお目めのものは見たくない、気を衒わず、現実を切り取ったようなものが、面白くなってきた。私が以前好きだったクリープハイプがエンディングだけ流れるのも、すごく合っていた。

 

さあさあ逆上せてきた。iPhone7に変えて堂々とお風呂で携帯触れるからな、出たら美味しいビールを飲もう。

ゲロゲロマン

今日の朝はちょっとだけ早く起きて、隣駅のミスドで一度降りて、金曜日のソフトバンク利用者特典のクーポンを天高くかかげポンデリングとオールドファッションをいただいてきた。タダより素晴らしいものはないもの!!!朝ごはんに会社の豆挽きコーヒーといただくとたっぷり幸せ気分になった。

 

今週はまいにちお弁当を、ゾンビ状態で作ったし、頑張ったぞう。これで週末はたくさんお酒飲めるね。発想がおっさんである。

お酒といえば、3日連続で接待のため飲みに飲んだ相棒の、3日目の状態があまりに恐ろしくておびえた。ゲロゲロマンだ。すさまじい音を立てて吐き散らしていた。かわいそうだったし、お水をあげたり冷たいタオルを頭に乗せてあげたが、人があんまりに様変わりする様子はいつ見てもゾッとしてしまう。

昔仲のよかった男性が、お酒強いはずなのに、私と歩いている横でさりげなく吐いて、そのまま一緒にまた歩き出したことがあった。え?今吐いたよねとも言えず、私はずいぶん驚いた(若干引いた)ことがある。吐くのは仕方ないけど、吐くことをなかったことにするのは難しいんじゃないかなあ。ご飯を美味しいねと口に入れることは日常だ。だけどそれが口から吐き出されることは異常なのだ。異常事態なのだ。

 

私は飲んで吐いたことが未だにない。記憶はちょっとばかしどこか遠くへ行ってしまったことはあるけれど。。まあ自分のペースで飲ませていただいているからだとは思うけど、そういう意味では限界を知らないのだ。最近読んだ「うわばみ彼女」ってお酒漫画の女の子には負けるけどね...

 

そういうわけで割と自分のお酒に関する限界には興味がある。まあでもゲロゲロマンにはあまりなりたくはないかなあ。

 

 

サメ、エクレアと桃

へんてこな毎日だ。不安定な場所に奇跡的に立ってるみたい、またはそのための工夫をしているみたい。そんなこと言っているとさっき見た「ラスト•バケーション」ってサメ映画思い出す。大怪我しながら1人サメと対峙する主人公の女性が逞しすぎて己を恥じるレベルやた.....

 

エクレアはすごく美味しいが、いやに食べづらい。そんなことを会社のパソコン前で、漏れ出すカスタードを無理して口に押さえ込みながら真剣に思った。帰れない夜に。

 

その次の次の日、飲み会で遅くなる相棒を待ちながらふと寂しくてやってみたチャット(一対一、出会い系ではもちろんないが寂しいとたまにやっちゃう)で、「桃は、傷つきやすいね....」なんて呟いてそのまま落ちたひとがいた。男か女かどちらでもないか何歳なのかも分からない人の言葉の、意味深なクサイ響きに、エクレアの話を返してやりたかったのにすぐに落ちてしまった。

 

そんなどうでもいいことを思っている。まいにちまいにちが早い。