測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

バッファローと土竜とチャパグリについて

古い映画をいくつか見ている。中でもとても好きだったのは『バッファロー’66だった。ミュージシャンのヴィンセント・ギャロが監督も脚本も主演も音楽もやってのけた低予算映画で、けっこう話題となった映画らしい、なるだろうな。最近漫画でも映画でもグロ怖系ばかりを見て勧めることで定評(悪評)をいただいている私だが、これはそうじゃない、ジャンル的にはドラマ、ちょっと恋愛系だ。

世界、宇宙などの大きな規模の感動なんて今は重くて辛い、これくらいが、これくらいこそが欲しかったなーという映画だった。多分泣くような内容でもないのに、呑んでいたのもあるけど見た後つつつと涙が出た。自分が欲しい分量をちょうど満たしてくれる存在はありがたいし、もっと見つけていきたいと思う。ヒロインのクリスティーナ・リッチも、『モンスター』のときとも全然雰囲気違って(どちらも拐われる役だけど笑)へんてこで優しくて可愛かった。

 

なんだかんだ仕事の方も結構忙しくなっているんだけど、いっときほどでもなくて、他にはヤクザ漫画66巻一週間ほどで見た、途中で飽きるかなと思ったけど意外と最後まで楽しく熱くなって読んだ。長い時間夢中になれるのは幸せだ。ふとすると黒い空気に飲み込まれるような感じになるので。。実は昔からたびたび死ぬ!死ぬ!という強迫観念で強いパニックを起こす、最近さらに悪化している。まあそれはそれとして、その漫画完結してるかと思ったら実はまだ続いていると知ったんだけど…。一気に読んで一気に完結したかったな

クレイジーパピヨン(ヤクザだけど大の薬嫌い、マジで何されても死なない、女も虎も骨抜きにする蝶大好き男)と菊川玲二(潜入捜査官、モグラ土竜)。バカ弱キャラなのにふとするととんでもなく頭良くて強くて、なんなの?となる主人公)の熱い兄弟感よかったなー。だいぶ流行りとは遅れているけど『土竜の唄』だ。映画にもなったっぽいが、ちらっと見たら漫画で許されるハイテンションを実写でやるとこうなっちゃうよねという感じがあった。轟周宝そろそろ早く挙げてください…

 

あと最後に、パラサイトで家族が食べてたチャパグリ作ったからね。

ジャージャー麺のチャパゲティと海鮮ラーメンのノグリの即席麺2袋(取り寄せた)をまぜて作る、映画では高級牛肉混ぜて食べてた。YouTubeでも予習して、ちゃんと作ったった。。結構クセになる味だった。ノグリだけでも辛ラーメン以上に好きかも、チャパゲティだけだと日本人にはまずいらしい。

息がしずらい感じが文章をばちばち打っているとたちまち治るから長文になってしまった。今日はちゃんと寝れますように。