測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

湿気の多い文章

時が過ぎていくなと人ごとみたいに思う一方、思い切り息苦しくてもうだめだいう瞬間が挟み挟みやってきて、それでもそれをなんとか不味い薬みたいに飲み込んで暮らしている。SNSで吐露したってなんにも楽にはならないし、人に話しても微妙だし、それは多分みんなが一抹の悲しみを持っているからで、人間とは多分そんな感じの生き物で、それは自分が持っていないものにひときわ敏感な欲深さが起因していると思っている。別にディスる訳ではなく事実として。

 

そうは言っても好きな友達と飲むお酒は美味しいし、私はやっぱり酔うのが好きだ。お酒より、酔うことが好きだ。いろんなことを忘れることができるからだ。

 

女の友達は軒並み結婚に焦り出した。男性もまあ然りだ。もしかしたら今が一番迷いの多い時期なのかもしれないな。私は一緒に暮らしている人とうまくはいっているが、結婚したいとは全然思わない。彼がどうとかいうより、結婚に希望がどうしても見出せない。でも子どもは少し欲しい。でも自分のようなめんどくさい奴が母親なのは子どもがかわいそうだと思う。

 

仕事は割合うまくいっている。でもだから人生がうまくいっているとは思わないし、私が死ねば稼いだお金も紙切れだ。でも将来に向けて、なんの保証もない将来に向けて、にせんまん貯めればいいんだっけか?そんなよくわからない指針に心揺らいで欲しいものを我慢したりもする。ずっとバランスが悪い。ぱーっと豪遊したい気持ちもあんまりないもんだから、いっつもぬるい感じだ。生きることだけずっと下手だ。

 

と、マイナス思考はデフォルトなので問題はない、とにかく今私には目標がない。目標は特別作ったらえらいという訳ではないと思うけど、ある方が精神にいい。生きる意味は自分で作った方がいい。それがわかっていても作らないのは、私の惰性であり甘えだ。作らない方が苦しいのに、作らないからやはりドMだ。

 

そろそろ黙って仕事しよう