測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

仕事について考えること

最近よく思うのが、何かを失った方が人は強い、ということだ。過去を振り返ってみても、うまくいっていない時や、コンプレックスを強く感じていたり自分に自信がないときに、ここぞとばかりに頑張っている。欲しいものを手に入れすぎたり、少し天狗になってしまっているときは、最終的に見て失敗も多い。目の前のものを杜撰に扱っている節さえある。欲しい、満足したいという感情のエネルギーは計り知れないし、得て終わり、というわけにも人生いかないのだ。踊り場に一度出たなら、次の階段を見つけていくものだ。ひとつひとつのお仕事に、真摯に向かう気持ちを、絶対に絶対に忘れてはいけない。天狗になっている場合でもない。ちゃんと自分の能力を正確に良いも悪いも見極め、それ相応に自分を売り込むなりしないといけない。

 

負の感情はあってこそ人は頑張れるし、毛嫌いしていた感情に、愛着さえ湧く。おもしろいおもしろい、生きることは面白い。私は仕事が好きだ。もっと好きになるために、工夫を凝らして、うまくいっている時もうまくいかない時も、やることやれる人間になりたい。仕事すること、食べること、すなわち生きることが好きなんだとわかってきた。