測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

ヒョロ弱ハート、病に打ち勝つ

ある時を境に、ふいに人を嫌いになる時がある。キッカケのある場合もあるが、本当に特別な理由もなく、理不尽に嫌いになることがほとんどだ。

 

どんな人に対しても、その時は平等に来る。絶対的力を持ったウイルスに犯されるように、どんなに予防注射を打っても対抗できないのだ。

 

その病は、多分だけど、ほぼほぼの人間が持っているような気がしている。私もある日突然、誰かに嫌われている。私が悪い場合も、悪くない場合もある。悪いと思う場合は反省をすればいいが、とにかくここで言いたいのは、人間関係においてこの病はつきものだということ。

 

だから私は、ある人との関係が悪くなったとき、自分の病か相手の病か原因はどちらにしても、これは病だからいづれ治ると、案外冷静でいる。この病の根本は治らない気がしているが、そう考えることで無駄に落ち込んでしまったり、なんとか仲を改善しようと悪あがきして、もっと仲を悪くしたりを防ぐ。

 

そしていつのまにか、またその人を好きになる。

 

人はなかなか一定ではいられないから、心持ちだけは幾ばくか一定でいられるよう、工夫していく必要があるのでは思っている。傷つきやすければ尚更。