測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

お風呂で映画のはなし

気になっていた「百円の恋」を見た。久しぶりにひとりで、最近ハマり出した手作り燻製をつまみながら、ライムぎゅっと絞ったジントニックを飲みながら。

 

私はひとつひとつあらすじを書き、感想や深い読みを披露するというマメさや才能がない。いつも月並みなことしか言えないけど、でも良いもののおかげで心の温度が上がり、創作意欲が刺激され幸せだった。

 

ただただ安藤さくらさんよかった、彼女は女優として美女枠ではないのかもしれないが、だからこそ無駄がないというか本物というか、ストーリーや彼女の演技が率直に心に響いてくる。ボクシングに集中する彼女を見ていると気付いたらボロボロ泣いていた。
新井浩文さんも相変わらず目つきやばくて、今回の役は荒々しくてちょっとカッコよく、でもほんとは弱そう、なんだか非常に生っぽい2人なのだ。

世界がほどよく汚いのもいい、もうキラキラお目めのものは見たくない、気を衒わず、現実を切り取ったようなものが、面白くなってきた。私が以前好きだったクリープハイプがエンディングだけ流れるのも、すごく合っていた。

 

さあさあ逆上せてきた。iPhone7に変えて堂々とお風呂で携帯触れるからな、出たら美味しいビールを飲もう。