測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

文化の日に生まれ変わる

わたしは文化の日に生まれた。

今はそういうと、ぴったりだねと言われるほど文系の人間だけど、うちの両親は生まれてからなぜか私に運動神経を期待し、水泳やらバレー(踊る方)を習わせたのだった。両親ともに運動神経が良かったから、もちろん私も良いと思ったらしい。

習字やらピアノ、絵を習わせなかったことをはっきりと後悔することになるのは小学校時代の運動会の日だった。50メートル走。私の構えもどうやらとても期待させるものだったらしい。よーいドンでうちの両親は息を飲んだ。私の走るスピードはまさにスローモーションのようだった。

その後妹と弟には反省するかのように習字やらピアノを習わせていたが、どちらもあまり実にならず、弟なんかは私と妹の分まで奪い取ったかのように運動神経抜群で陸上やらサッカーやらに熱中。まあとにかく兄弟の中では、文化系は私が一番割と素質があったと...思っちゃうのだ。

 

27になった。早いものだ、すっかり大人の年齢だ。

完璧でなくていいしなれないけれど、出来るならもっと余裕のある人間になりたい。

そして作品を作りたい。

あとは綺麗になりたい、痩せたい。欲求は毎度毎度変わらないような気もするが、ちょっぴり今回はマジである。と、それも毎回思っているような気もするが....

 

これを機に、気をひきしめる。