測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

大人の遠足

初のロッキンジャパンにぱんちゃん(仮)と参加してきた。

朝の4ひーひー言いながら起きて、慣れない短パンと日焼け防止のレギンスをはき、Tシャツ麦わら帽子、相棒に借りた大きなリュック、中には凍らせた水2本と諸々。わたしは日焼けがとことん似合わないため念入りに日焼け止めを塗る。

東京まで行きぱんちゃんと合流、バスに乗り込んだが、渋滞のため茨城まで3時間ほどかかったかな。バスは窮屈だけど、心に久しぶりに小学生のようなワクワクが湧く。そうか、これが大人の遠足なのだ。
着いた途端にビールをぐびぐびと飲む。ぱんちゃんはチュウハイだ。元気いっぱいに照らしつけてくる夏の太陽はいつも敵だが、このときとばかりはなんだか愛しい。なぜならビールが美味しいから。単純だ。すでに90%は満足していた。
ぱんちゃんは夏になると健康的にぱりっと焼ける。今日だってすでに綺麗に焼けて、日焼け止めはほぼ塗っていない。明日も続けてフェスで、なんと来週も行くらしい。凄まじいフットワーク、夏女だ...眩しいぜ。
着いて最初に私のお気に入りバンドが始まる。テンションあがる!あがる!炎天下のなか驚きの人数が砂埃舞う中音楽に乗る。楽しい!夏だ!いっつもクーラー効いた部屋でフクロモモンガのピーバくんを撫ぜながら漫画読んでるんじゃなかった。まあ私の至福の時間だけど...いやもっと夏を感じなきゃあかん!
 
そして、物の見事に裏切ることなく日射病になり、そのひとつのバンドが終わったあとほぼすべての時間を、私は木陰で横たわって過ごすのだった。悔いはない。ただただ夏は私には向いていない。
 
割と目の前にステージがあり、木陰で横たわっていても全部綺麗に聞こえ、大きな画面でアーティストを見れたし、何気に満喫できた。頭が殴られたように痛く、ひどく寒く、頭を動かさないようにしていると徐々に眠気も襲ってきて、カナブーンの「Wake up」という曲名をボーカルさんが叫んだ時に寝た。あ、これブログに書こうと思いながら寝た。
 
パンちゃんとは初めて遠征したが、ほんとに思いやりがあって居心地よく、素敵な子だった。上京して彼女と友達になれてほんとよかったし、彼女とは旅行とかにも行きたいなあ。夜になると木々の中に明かりが灯り、おっしゃれな雰囲気の居酒屋風のブースで軽くご飯。1番お気に入りの場所だった。お酒飲みたいけど体調まだ悪く断念。これは悔しかった。。
最後のTHE YELLOW MONKEYが終わったときに綺麗な花火がいくつも打ち上がった。私の中で夏が終わった。もう、炎天下はいや。私はクーラーの下で生きると花火に誓った。

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