測りたがりの痛がり屋

イラストと一緒に、特に特別でもないけど愛しい毎日を、ぼちぼちお酒呑みながら書いて行きます。

なみだのレストラン

休日は両親と妹がやってきて、久しぶりに家族が勢揃いし、弟の働くお台場のレストランでディナーをしてきた。弟は景色の美しい、料理も繊細で美味し美しのステキレストランで、春から見習いとして働いている。多少のドレスコードが必要なので、紺のワンピースを着て、母に髪を編み込みにしてもらった。子供の頃毎日髪をといでもらい、いろいろな髪型にしてもらっていたことを思い出して、なんだかじーんときてしまった。いつから自分でくくれるようになったんだっけなあ。後ろを編み込むのはいまだに苦手なので、母に毎日してほしいくらい。

レストランに到着し席に座ると目の前にオープンの厨房があって、後から聞くとレストランの皆さんがわざわざそこの席をとってくれたようだ。コック帽を一丁前にかぶった弟は、私たちを見るととても恥ずかしげにし、でもその後はしっかりもくもくと働いていて、家族みんなですっかり感動してしまった。いつも家で片付けもなんにもしない弟だけど、こうやって一生懸命働いて自分の夢を追いかけているんだなあと思ったし、なによりいつも弟に厳しいことをいってばかりの父が、気づけば何度も黙り込んで涙をこらえているのを見て、私も涙が止まらなかった。

レストランで働いている皆さんはとても良くしてくださり、なんと全てのコースに加え飲み放題を付けてくれたり、弟が作ったパスタを追加で出してくれたりと、至れり尽くせり。弟のことを大変よくやっていると褒めてくださった。本当に良い日だった。深夜を過ぎて帰ってくる弟をみんなで待って、みんなで乾杯をして。もうみんなお酒が飲めるようになったから。昔に戻ったみたいだった。なんの心配もしないで、心からくつろいで、甘えて笑って、喧嘩して、決してキレイばかりではないけどあの温かかった日々。

母はいっぱい物を買い込んで、家をキレイに掃除してくれた。たくさん心配してくれて、私や弟のためにいろいろしてくれたが、最後に私の新品のMACを落として割って修理費7万。妹は1年間の留学帰りで少しだけ大人になっていて、洗濯をしてくれたが私の服を脱色してお気に入り含め何着もダメにした。相変わらずの私の家族。笑いあり涙あり損失ありの充実した休日だった。

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