測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

開放的な窓の外と窮屈な電車内の話

忙しい日ははちょっと窓の外を見ると元気が出る。

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満員電車について。

電車の中で押しつぶされてる時間は、いつもより考えごとがはかどる気がする。ただ考えごとをして気を紛らわしてるだけかもしれないけど•••

 
東京に来たばっかりのとき満員電車は苦痛でしかたなくて、こんなに心の遠い人たちとどうしてこんな至近距離で過ごせるのかと東京都民の心情を純粋に尋ねてみたかった。あと一押し人々を押し込んでから電車に乗る役を引き受けなきゃいけない時など、そのまま回れ右して帰り、満員電車という弊害で仕事場に迎えませんと布団の中から電話したかった。すぐクビだな笑
それが今はもう、電車から吐き出されると同時に誰にもぶつからず歩いていける。たまに歩きスマホガールや酔っ払いおじさまとぶつかりはしても、私の心はその程度の衝撃にびくともしない造りになった。
 
麻痺と呼ぶのか、強くなったというのか、はたまた麻痺と強さはイコールなのか。
 
今日も、「努力するしないは紙一重だ•••」「今いる場所が良いにしても悪いにしても、全ては自分の望んだ環境なんだ•••」とか悶々と考えている窮屈な頭の持ち主が、電車の中でこれまた窮屈に押しつぶされている。

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