測りたがりの痛がり屋

イラストと一緒に、特に特別でもないけど愛しい毎日を、ぼちぼちお酒呑みながら書いて行きます。

痛がり屋の由来

私はある重大な決断を下そうとしていた。

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午後3時、今日はチラシの折込表がなかなか集まらず遅い時間の昼食だった。いつもは社食。1グラムあたりで値段がつくから大体400円くらいでランチをすますのだけど、今日はチェーンの喫茶店に入った。ナスとベーコンのトマトスパゲティを頼み(量がちょっと多すぎたし味が薄かった、あと白いスカートに気をつけていたのに数滴トマトソースがはねて、後で染み抜きを買った)、食後はカフェラテ。

2年間勤めた会社も転職が決まり、あと一ヶ月通うだけなのだけど、その期間にも着実に自分が冷めた目、ひしゃげた心になっていくのが分かるから、行動が早くてよかったなあと思う。会社の人間環境も仕事もまったく悪くはない、なのにあと少しでも長く居れば自分の中の何かが壊れるところだった、とあながち大げさでもなく思ってるんだけど、こう書くとちょっと中二病っぽくてダサいな笑 

それはまた今度書くけど、そのときの私は折込表が集まらないとか転職だとかよりよっぽど大事な決断があったんだ・・・歯医者だ。

ずいぶん前からだけど、あきらかに舌で触ると穴が開いていて、それがどんどん大きくなってる。第一小臼歯に!(名前調べた)

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昔から歯医者が本当に怖い。たぶん、痛かったら手を挙げてねって笑顔で言ってくれた先生に、あまりに手を挙げすぎて真顔で「麻酔しようか」と言われた小学校半ばのときのあの絶望が、いまだに私の胸を巣食っている。

でも穴が開いていても痛くはない。それだけが私の唯一の希望で、そこは声を大にして言いたい。よくよく痛くなってからいくのではない、私は大人になったから、事前に万を期して行っちゃうんだぜ。保険証を渡しながら「痛くはありませんがね!!」って、明日言ってこようと思います。

その後上司の誕生日プレゼントに「宝山」って芋焼酎の生チョコと、私が今勤めてる場所の風景が描かれた手ぬぐいを買って、急いで長いエレベーター駆け上がった。デスクに戻ったら折込表は集まっていて、特に指示されていなかったことも予想して始末しておいたから、まだプレゼントもあげてない上司からお褒めの言葉。そのとき私の第一小臼歯が、少しうずいたような気がした。痛くなる前に行動に移して、本当によかったと思うんだ。