測りたがりの痛がり屋

まいにちの記録

日本の酒

電車の中だ。日本酒を呑みにいく。頑張った女同士でたくさん呑んで騒いでやろうという心づもりだ。年末は東京の人口が減る。車内は快適だ。到着まで時間もあるのでブログを書く。

 

電車の窓ガラスと大量のビルの間を抜けて空、夜へと移り変わろうとしている色がとても美しくて、何もかもどうでもいいような、すっからかんになったみたいな気持ちだ。年末の空気は少し人に優しい気がする。バカみたいに晴れてさ、終わりよければいいだろう?と災やらなんやらを誤魔化そうとしてるんじゃないの。私なんだよちょっと怒ってるのかよ....年末くらい優しくあってくれ

今年について思うところはたくさんあるし、ありすぎてまとまっていない。書いてもなんにも解決しないことは書きたくないなと思い何行も消した。

来年は、来年は、来年は。

今年と地続きなのに、まるで国境を超え別人に生まれ変わる勢いで期待してしまう。

 

なにをそんなに期待することがあるんだろう。べつにパーフェクト天才最高人間になりたいって訳じゃないのにな、いやなりたいか。語彙力なんとかしてくれよ...でもなんでこう自分を否定し過ぎてしまうんだろう?今までずっと自分を殺す作業にうつつを抜かしていたんじゃないのか?こわ〜...つら...

大切にしてくださるクライアントが、めちゃくちゃ頑張るよりも、あなたらしさがステキなので、それを育ててほしいと言ってくださったりしたから思った。

 

シンプルな服装、髪型、デザインにイラストが好きなのに、そこへ行く過程は複雑でなにか矛盾を感じるような...そういう微妙な矛盾を心に感じることが増えて、どうにも煮え切らない気持ちで生きている。

 

赤ちゃんの時より知らないことや分からないことは減ったのに、?が増えているのだ。着実に

 

はー、呑もう今日。

解答と解凍

良い美容室、良い。ちゃんとお金を出すとちゃんと良い。居酒屋とか服もそう。

ぼったくりももちろんあるけどちゃんと見極め(まあそれも難しいけど)的確に投資したい、ちゃんとお金を出せば外れる可能性が格段に低くなる気がする。コスパも大事だしちゃんとほんと見極めたい。それにケチることと節約することは意味がだいぶ違う。

 

夢追い貧乏生活で生きてきたから安けりゃ良いという思考回路だったしそうしなきゃ生きていけなかったんだけど、今年は仕事がうまくいっていて少し経済的に安定し始め脳やお財布に余裕ができた。あとは少しだけ大人になったので余裕があるのかも。そんなにたくさんは食べれないから、誠に美味しいものを少し、ゆっくり味わいたい。

 

自分が欲深いとばかり思っていたけど、そんなでもないのかもしれない。おい人生、骨の髄まで味ってやるからなという欲は強いけど。豪邸暮らしはしたいと思わないしある程度稼げればいい、有名になりたいとも思えない。誰にも留意されず大好きな人たちと飲んだり食べたり歌ったりして生きたい。都会はいい。適度な冷たさが気持ちいい。あー夢が、いや普通に夜見る夢の方なんだけど、どんどん創造的でなくなっていく気がする。現実的で面白くない夢が増えた。思いつきも減った。多分私はゆっくりじわじわと冷凍されている。自分で冷凍しているんだと思う。気持ちがいいので、少しだけこのままでいてみようと思う。

 

話変わるけど自分の嫌いな部分を好きだと言われると驚くな。世界がひっくり返る。人と違う部分は敬遠しがちだけど、私の大事な個性であり強みみたいだ。

 

また変わるけど、発する言葉、思考、全てが、本当に私の物なのか疑問だ。まあみんな思ってるかもしれないけど。借り物の言葉なのでは?と考えては口をつぐんでしまう。それ以前に本物の言葉や思考などは存在するのかな、生まれた時から洞穴に一人でテレビもインターネットも本も音楽もなく暮らしていたら本物っぽいけど。まあ虫やらもぐらに寄ってまた影響されてしまうのかもしれないけど。影響は必須なのかな人間。

 

一年が終わる。頑張ったといえばめちゃくちゃ頑張ったんだけど、疑問が残る年だった。解答と解凍を待とうと思う。

フリーランスをはじめて一年半が過ぎたけど、慣れたと言えば慣れた。孤独ともまあまあ仲良くなった。学校や会社などの共同生活というか、そういう場所で影響を受けやすくズレたり自分を見失いがちだったのが、孤独と向き合った対価のように、どんどん自分と自分が合わさっていき、ズレや違和感がなくなっていったように感じる。

生活やイラストに気の緩みを感じて、これはまずいといそいそと直したりもした。でも基本私は会社へ行かなくてもバカ真面目に仕事できるタイプだ。むしろフリーランスなんだからもう少し柔軟にやりたいものだし、来年はシェアオフィスも考えている。仕事に関してはかなり順調で、なかなかに大きい仕事も長期で任されることになった、ただ不安とプレッシャーで毎日が眠れない夜みたいな気分だ。メンタルは相変わらずだ。

 

多分けっこううまくいっているのに、漠然とした虚無はある。でも、それはずっとあった。全部投げ出してどこかにいきたい気持ちは、無くならないな。どこかなんて多分なくて、結局は私が私を辞めてしまいたいという気持ちなんだろうけど、もっと春みたいに明るくてかわいくて爽やかな女性に、生まれたかったな。

 

じめじめしてるのも、多分二日酔いが原因だ。

昨日は前の会社の先輩と、その大きいお仕事について話しながら呑んだ。最近我が庭のようにいろいろな人を招いている門前仲町で、10杯は呑んだのかな。

お酒は白昼夢のようにふわふわして世界が単純に見える。ディズニーランドなんかより居酒屋にずっといたい。なんで私の彼氏はディズニーランドが好きなのかな。ディズニーランドが好きな女性と付き合いたくないのかな。話が変わったけど。

 

最近はジムにはまっていて、走ったり漕いだりして1日に目に見える200キロカロリーを消費したりする。チョコなんて食べたらあっという間だ。

 

仕事もジムも全て忘れられていい。忘れられるから好きなのかもしれない。その意味ではお酒とも似ている、、いや似てないか。

何十苦

いつも考えを整理するために書く。書くことは割と簡単なのに、イラストはどんどん敷居が上がるような気がしている。考えすぎなのだ。

 

やりたいことがいつも散漫してしまうのが本当に辛い。

イラストといっても本当にやり方がたくさんあるから。やればやるほど見えてきて困る。気になっているのは、職人系イラストレーター(どんなイラストもある程度描ける。たぶん私は仕事の具合を見る限りここに近い、いろいろタッチ変えてやっている)、マイワールドイラストレーター(呼び方わからないけどとにかくかっこいいtheイラストレーターだ。美大です〜ってかんじでちゃんとその人独自の世界があって、企業はそれ求めて依頼する。めっちゃ憧れている)、ストック系イラストレーター(ストックフォトっていってイラスト販売サイトにこつこつ数万とかイラストあげて毎月社会人なみに稼いじゃってる人たちだ。めちゃくちゃ地味だけどいろいろ試行錯誤して基盤を作っててこれもまたかっこいい。私25こくらいしかあげれてないちょこっと稼ぐ程度。これも憧れる。後々不労所得のようになる、とにかく生きれる)

 

いいなー、ってよそ見ばっかりしている。ある程度器用だけど、器用貧乏なのだ。全てやってしまえばいいんだろうけどメンタルがもたない。どの方面にもすごい人がいるからいちいち戦っていたら当たり前にもたない。

そういう意味もあって自分が一番自分をカテゴライズしたがっている。定まりたいのだ。

ただ持っていないものに対する執着が強すぎる。すごく嫌な言い方で言えば意地汚い。大嫌いな部分だ。そのおかげで頑張ってこれたとも思っているが、そのために定まらない。本当にこれが好き、というのも定まっていないんだと思う。

 

定まらないためになかなかホームページを作ることができない。恥ずかしいんだ。。なんか三重苦以上抱えている気がする性格。難ありすぎだろ

少し仕事が落ち着くとがががと考え込んでしまう。まだ仕事的には苦しんでいないけど、来年にはわからない。考え込む時間が必要なタイミングなのかも。プラス思考なところはとことんプラス思考だなー。

何を削ぎ落としたいかっていえば欲ぶかさだけど、たぶんこれがなくなったら楽しくないだろうな。ある意味楽しんで生きているんだろうな。腰据えて悩んでみようかな、書いていくうちにそんな気分になってきた。

もっと描こう

おしゃれぶったり誰々風になったり今時風を意識したりと定まらない、創作とはほとんどがかっこ悪いもので、洗練されたかっこいいものはすぐにできたりはしないんだなと、当たり前のことにとても驚く日々だ。

乗りかけた船はちゃんと、漕ぎ、どこか素敵な場所にいきたいものだ。

もっと勉強し、もっと描き、恐れず発表していこう。

美大行ってないから、とか年齢が、とか環境が、とか言い訳しない。自分を責めない。

 

そして勘違いしたくないのは、中途半端だったり出来上がっていないものもそれはそれで作品だということ。

誰よりも自分のファンでいることだー。

ここのブログには思いの丈をぶつけてすぎているけど、きっといつかおばあちゃんになって見返したら面白いと思う。

 

今日は考え勝った

イラスト描くときのテーマ、私はこれがとても苦手で、言われて描くことはできるけど真っ白な紙を目の前にしてイラストにするのがあまり得意ではない。もうその時点でイラストレーターとしてまずい。

そうしてまた落ち込み、考えすぎて時間がすぎるのが常だけど、向かい合えば会うほど、やはり成長するのが人なのかしらと思ったりした。今日1日の心の変わりようが面白かったので、後ほど自分も見返せるのではと思い書いておく。

仕事、今全て返事待ちで時間がある。そうでもないと私は仕事に逃げる癖があるので、ちゃんとイラストについて考えて(手は後半少ししか動かせなかった)割と良い1日だったように感じている。
 
まず自分の心を占めるものは陰か陽か。
もちろん私は陰なんだけど、気づけばそれを否定してしまうんだ。陰は気持ちのいいものでもないから隠そう偽ろうとする節がある。優等生のあのイラストレーターに、憧れのあの人たちになろうとして自分をまるまる否定しちゃう。何度それは違うと思い直してもまた否定する。厄介だ。
そして話は戻るけど、イラストのテーマ。自分の陰を描けばいいんだ。。
もー!当たり前のことを忘れる。私のテーマは陰、なんだ。一番占めてるのにそれを描かずしてどうするんだ。陰を描く時に、色使いや表現など、それは仕事で学びつつあるだろうから、技術で明るくしたりポップ化したりすることは可能。そこで戦えばいいのだ。陰を柔らかく詩的に、ときに面白く表現すればいいのだ。それはそれでひとつ、とても面白いことになるはず。
 
世の中のすごい人になろうとしないで、私の持ち味ともっと向き合うことだ。陰に飲み込まれないで、もう少し俯瞰でみれるようになること。手を動かし技術をあげるためにもっと仕事して、もっと余裕作って、もっと自分を表現してやろう。そう言う意味でまだスタート地点だ。本当にカタツムリのようだな。よし、よし、がんばれ。

また推敲もせず書くけど

(今までだってそうだし進行形でもあるしこれからだってそうだろうけど)ここ最近、自信と、自身もなくなってしまっていてすごくふらふらしていた。

周りのすごい人、手の届かない自分の世界観を確立したイラストレーター、自分と同世代で活躍しているイラストレーターなどとどうしても自分を比べてしまった。

私は本当にイラストレーターと名乗っていいものだろうかとも考えた。

良いところが本当に見えなくて、最近また頑張ろうかなと思い始めたtwitterも、考えれば考えるほどよくわからなくなり、何呟いてもダメな気がしてしまったり。そうして一人、また一人と私のことなんかなんにも知らない観察的なフォロワーが減ったり増えたりすることに一喜一憂して、バカみたいだった。

 

考える中で、考えすぎな部分と、的を得すぎている部分がある。

考えすぎて足踏みして、的を得て自分を振り返ることはできている部分もあるのにその足りないと自覚している部分さえ考えすぎて補う元気がなくなっている元も子もない感覚もある。

 

そんな中、食べなきゃいけないので仕事はちゃんとしていて、久しぶりにとても良いクライアントに会って、今は少し救われている。

そのクライアントは、私の仕事に感動してくれた。それだけで少し背筋が伸びて前へ進めた。

 

今は少しだけ、私にも良いところがあると思っている。

私は元々の心の体力が少ないので、これからクリエイターとして咲けるのか、咲きたいのか、咲き続ける元気があるのか、正直自信がない。ひっそりと仕事したいという気持ちもある。それなのに捨てきれない気持ちもある。

 

でも私に感動してくれる人がいる限りは、ちゃんと頑張りたいと思っている。